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考古学と現代社会



<趣 旨>

 このページは、中大考古研の会員が思いのままに綴ったたものです。
 浜田耕作によれば、考古学は「過去人類の物質的遺物(に拠り人類の過去)を研究するの学」と定義されています。そして、考古学を学ぶ意義は、過去から現代を見つめ、将来に生かしていくということが挙げられます。しかし、考古学をはじめとする歴史学とは無関係の人々にとって、このような学問(広義の歴史学)は現代社会とはかけ離れていて、研究する意味のない学問と捉えられるケースが少なくありません。確かに、現代日本においては科学技術の進歩や福祉の充実ばかりが強調され、歴史や文化の問題に目を向ける人は多くはありません。だからといって、私たち考古学を学ぶ人が現代社会とは切り離された場所でただひたすら研究をしていていいのでしょうか。
 このコーナーでは「現代社会と考古学はどのように関わっているのか?」、を見つめ、その上で「考古学は現代社会に何ができるか?」「考古学は現代社会とどう付き合っていくか?」などを見ていきます。考古研の会員による「現代社会と考古学」の捉え方の一端を見てみましょう。




第1回  考古学とジャーナリズム
 毎日のように報道される考古学の新聞記事やテレビのニュース。その記事やニュースには、必ずといっていいほど「〜最大」「〜最古」などといった言葉が付されます。ここでは、「考古学とジャーナリズム」というテーマで、まずは現代日本における報道一般のあり方を見つめ、その上で現在の考古学とジャーナリズムの実態を捉えます。次に、海外での報道事例を取り上げることで日本の報道との共通点・相違点を見ていきます。そうした上で問題点や課題を挙げ、今後の考古学とジャーナリズムの関わり方についての展望を示していきたいと思います。



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